あいさつ

 


あいさつ

 近年、世界中を脅かせている地震や津波、山火事や、想定を大きく上回る
大雨や短時間でのゲリラ豪雨など、我々の住む日本においても一部例外では
ございません。自然災害もさることながら、食糧危機、水や大気の汚染は
人類がもたらした負の産物であると言えます。
その為、自然界の連鎖異常や未知のウイルスなど、人類はこれまでに
経験した事のない危機に立ち向かっていると言っても過言ではございません。
 
 はじめまして、有限会社 長谷川建設の代表を務めさせていただいてます
長谷川 博一と申します。
日常生活において、あまり聞き馴染みの無い「軌道工事」と言う業界に
従事して一筋、20年でございます。
簡潔に申し上げますと、この「軌道工事」とは、普段、皆様が利用されてる
鉄道 主にJR九州(九州旅客鉄道)における調査業務、メンテナンス、修復
新設と、幅広い分野に携わっております。通勤、通学、レジャーと、
お客様に安心と安全を提供することこそが私達の使命だと感じております。
 
 わが国の鉄道の歴史は非常に古く、JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)は
1949年に発足し、1987年(昭和62)に国鉄分割民営化に伴い
現在のJRへと形態を変えています。
そして、線路にはまだまだ数多く、当時の名残がございます。
各地の駅舎や建造物、レールや枕木(マクラギ)列車の振動や音を緩和する
バラスト、詳しい説明については割愛させていただきますが、つまりそれらの
新設やメンテナンスを弊社がJRからの依頼により工事を承っております。
経年劣化により修復が必要と判断されるもの、新たに安全を考慮して導入
されるもの、工事の内容は様々なのですが、冒頭にも申し上げました通り
人々の暮らしを脅かす原因の多くを占める自然災害、地球上の限られた
資源の減少もまた、我々の業務と遠からず繋がっている事も現状です。
当然、枕木には木が使われておりますしバラストは岩を粉砕して造られます。
我々の業種とは直接関係ございませんが、鉄を生成しレールを造る際も
工業用の油と大量の水が使われます。
それら限られた資源の負担軽減の為に今日、リユースされた合成化樹脂製の
製品や、これまでは廃材となるはずの副産物を用いて、環境と相対しながら
更にはこれまでよりも高い水準である事は勿論、耐久年数においても
既存を超える性能を維持し、メンテナンス進捗の向上を目指し安全に作業が
できる環境作りに全力を尽くしております。